カビラムス途中絵その8

さんざん構図で悩んだカビラムスですが、さらに鉛筆画でも悩みそうな嫌な悪寒・・・。



鉛筆細密画デッサンに関する本を読んでも教室に習いに行っても、必ず教わるコツの一つに「複数のモチーフ描く場合に、一つだけ先に描かずに満遍なく全てのモチーフを進めていく。そうしないと一つ一つの陰影は問題なくても、モチーフ間での陰影の辻褄が合わなくなる」というのがあります。給食で言ったら三角食べ推奨。


解ってはいるんですが、私はついつい一個ずつ描いちゃう。

なんでだろ?と自分でも不思議だったんですが、よく考えたら解った気がする。


「一つのモチーフだけ完成してて、他のモチーフがアウトラインだけ」みたいな途中経過が好きなんですよ。


ほれ、エッシャーの絵とかでもありますやんか。ってエッシャーと自分を同列に語るのはおこがまし過ぎますがそれは置いといて。一つの絵の中でモチーフによって陰影の完成度が違うと、2次元から3次元に立ち上がってくるのが見える気がする。これが何だか気持ち良い。

月が味方をしてくれる。

とにかく毎日(当社比)絵を描くブログ 。 「翼竜と共同生活する猫」の絵を販売しています。登場する翼竜はすべて実在した種類です。

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