ウーコンゴプテルス途中絵その３

ウーコンゴプテルスは、エポックメイキングな翼竜と言いましょうか、翼竜の流れを変えた翼竜でもあります。

話せば長いことながら、あ、そこの人帰らないように、翼竜は長い間、原始型翼竜「嘴口竜亜目」と進化型翼竜「翼指竜亜目」に二分されておりました。

ところが、その間の形状は発見されておらずミッシングリンクになっていたわけです。

ウーコンゴプテルス科が発見されてミッシングリンクがつながり、ついには原始型翼竜を一つの亜目でまとめることが不適切になって、嘴口竜亜目という分類は消失したのです。

例えて言うなら、「小さい頃から野球ってセリーグとパリーグだと思ってたら、ある日、詳しい人にパリーグ７年前に無くなってるから。」と言われた時の衝撃ったら。