ほんで、長々と翼竜の名前によく使われる語尾に関して話をしてますが、何の話かと申しますと、今回の「カンピログナトイデス」ですよ。
カンピログナトゥスなら解りますよ、「グナトゥス」って語尾はよく使われますので。
でも、「グナトイデス」って何よ?って思いますよね?あ、思いませんか?思わないのね?考えてないのね?興味ないのね?あーはいはい。
もともとカンピログナトイデスは、実はカンピログナトゥスという名前だったんです。
ところが、その学名って先に昆虫に使われてたんです。今ならデータベースに照合するからそんな間違いって無いんでしょうけど。
学名は早いもん勝ちなので、翼竜のほうは語尾にoides「類似の」をつけて、カンピログナトイデスと相成りました。カンピロは「曲がった」という意味のなので、「曲がった顎」改め「曲がった顎みたいな?」という可哀想な名前になっております。
でも、カンピログナトイデスの顎ってそんなに曲がってないのよね。何ででしょうね?むしろ、ラムフォリンクス「くちばしの鼻先」のほうが曲がってますけどね。
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