「プテロダウストロの下顎の歯は、1000本くらいみっちり生えてて、一本は0.3ミリの細さ」というのが前回までのあらすじです。
そう聞いたら、「あー、なるほどー、ヒゲクジラの歯と一緒ね」って今思ったよね?ね?ね?思ったよね?
チッチッチッ。違うんだなぁーそれが。
ヒゲクジラの歯は、歯の位置にありますけど、歯じゃ無くて口の中の皮膚が変化したものです。
ところが、プテロダウストロの歯は、なんと!エナメル質も象牙質も歯髄腔すらもあるちゃんとした完全な歯なのです。一本0.3ミリ径ででっせ!
ちゅーことは硬かった?硬くて細さ0.3ミリで長さ数センチあったら絶対折れるよね?
でも、歯の長さが不均一になってる化石の話はどこにも無いんですけど・・・。
プテロダウストロは、硬いもんは噛まないので歯が削れることはないでしょうからネズミみたいに伸びる歯ってことはあり得ませんし、次の歯が待機するスペースも無いのでサメみたいに生えかわりもしてないでしょう。
なぞだわー。
0コメント