デンドロリンコイデス途中絵その6

デンドロリンコイデスの化石は2つ発見されていて、まだ2つ目が発見されてない時は、当然ですけど1つ目の化石しか情報が無い訳ですよね。


で、1つ目の化石の尾が長かった。

「あれー?尾が長いってことはアヌログナトゥス科じゃないのかな?ほんなら、ラムフォリンクス科かぁ?」と当時の古生物学者は思ったんです。


で。

後で解るんですけどね、1つ目の化石は、違法化石ディーラーがその化石の値段を吊り上げるために尾に細工をしていたんです。ドロマエオサウルスという恐竜の尻尾をくっ付けてた。


改竄が発覚してから、デンドロリンコイデスの復元図は一般的なアヌログナトゥス科のように短い尾で描かれるようになりました。


しかし、物語はここで終わりません、つづく。

月が味方をしてくれる。

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