エウディモルフォドンは、非常に原始的な翼竜です。
まず長い尾がある時点で原始的翼竜決定なんですが、その中でもさらに原始的な特徴を残しています。
例えば、他の長尾型翼竜の尾は、尾椎の上下に非常に長い骨の突起がありまして、前後の尾椎と一体化してるんですよ。つまり尻尾に柔軟性は無かったってことです。骨盤近辺の幾つかの尾椎にはこの特徴が無く、お尻と尻尾の角度は変えれたようです。でも、その先に付いてる尻尾は、左右には多少しなったのかも知れませんが、上下にはかちんこちんの棒みたいな尻尾でした。そのほうが舵取りがし易かったんでしょうね。
しかし、エウディモルフォドンの尾椎にはその突起が無く、柔軟性のある尻尾であることが解っています。
ちゅーことで、一般的な硬い尻尾の原始的翼竜よりも、さらに原始的ってことになってます・・・。
ところが、簡単にそうも言えないんだなぁ、これが・・・。
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