アンハングエラは、上顎にも下顎にもキール状のトサカがあります。
キールってなんだ?
キールって、そのまま訳すと「船の竜骨」。
竜骨ってなんだ?
竜骨って、船底って真ん中が細く出っ張ってますやん?あれです、あれ。あれで水を左右に切って、水の抵抗を少しでも減らす役割を持っています。
海辺に住んでいた魚食性の翼竜の多くは顎にキール状のトサカを持っているので、「水面すれすれを飛んで水面直下にいる魚を顎だけ水に入れて飛びながら捕らえていた」なんて考えられていました。
でも、それってちょっと海が荒れたら、もうご飯食べれないですよね。
今はアジサシやカモメやグンカンドリみたいに空から海にダイブして、もっと深いところの魚も取ってたんだろうと考えられています。
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