で、原始型翼竜と進化型翼竜の最大の相違点は、頭蓋骨の開口部なのです。
「目の玉が入ってる眼窩」と「鼻の穴」の間に「前眼窩窓」という穴があります。
なわけで、原始型翼竜では(眼より後ろは置いといて)「外鼻孔」「前眼窩窓」「眼窩」と3つ穴が開いてます。
それが、進化型翼竜になると前の2つが融合して「鼻前眼窩窓」というでっかい1つ穴になりますので、「鼻前眼窩窓」と「眼窩」の2つしか穴がない(眼より後ろは置いといて)。
他の特徴が「長い」とか「大きい」とかバシっと白黒はっきりしない特徴であるのと異なり、「頭蓋骨の開口部の数」という特徴は非常に明解です。
ほんで、中間型翼竜ウーコンゴプテルス科では、鼻前眼窩窓っぽく1つの大きな穴になってるんだけど、痕跡的に間に細―い骨が残っているのじゃっ!
ひえー!すごーいっ!感動的ですねっ!もう伝わらなくてもいいです!
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