ドウジャノプテルス途中絵その4

で、原始型翼竜と進化型翼竜の最大の相違点は、頭蓋骨の開口部なのです。


「目の玉が入ってる眼窩」と「鼻の穴」の間に「前眼窩窓」という穴があります。

なわけで、原始型翼竜では(眼より後ろは置いといて)「外鼻孔」「前眼窩窓」「眼窩」と3つ穴が開いてます。


それが、進化型翼竜になると前の2つが融合して「鼻前眼窩窓」というでっかい1つ穴になりますので、「鼻前眼窩窓」と「眼窩」の2つしか穴がない(眼より後ろは置いといて)。


他の特徴が「長い」とか「大きい」とかバシっと白黒はっきりしない特徴であるのと異なり、「頭蓋骨の開口部の数」という特徴は非常に明解です。


ほんで、中間型翼竜ウーコンゴプテルス科では、鼻前眼窩窓っぽく1つの大きな穴になってるんだけど、痕跡的に間に細―い骨が残っているのじゃっ!


ひえー!すごーいっ!感動的ですねっ!もう伝わらなくてもいいです!

月が味方をしてくれる。

とにかく毎日(当社比)絵を描くブログ 。 「翼竜と共同生活する猫」の絵を販売しています。登場する翼竜はすべて実在した種類です。

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