昨日の翼竜系統樹を見てもらうと解りますが、アズダルコ類という大きな本流では、みんな歯が無くなります。
それ以外にも、支流でもプテラノドンやニクトサウルスは、それぞれ別個に歯が無くなったようです。
さらに、今回のバングエラですよ。
バングエラはズンガリプテルス科に属するんですけど、ズンガリプテルスってね、とんでもなく歯が特殊進化した科でして、口の先端はピンセットみたいに尖ってて歯が無いんですけど、奥歯だけがあって、その奥歯も何かを磨り潰すための丸いゴリゴリした歯が並んでます。
おそらく、砂や水の中から甲殻類や貝を摘み出して奥歯でゴリゴリ割って食べてたと推測されます。そんな特殊な適応してる中から、バングエラは「それでも、歯を無くしたいっ!」ってモチベがすげーっ!
なんなんでしょうね?バングエラって殻の無い貝専門で食ってた?アメフラシ専門?
0コメント