昨日までお話した通り、翼竜は何か目的があって進化するにつれどんどん歯が無くなる傾向にあるわけですよ。
でも、その目的がさっぱり解らない。
鳥もみんな、歯が無いですよね。鳥と翼竜って、これまた系統発生学的に全く別の生物ですが、飛ぶことと歯が無くなることが共通の特徴になってます。てぇことで、飛ぶには歯が無くなるほうが有利だったんだろうなぁかなぁ?
「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」という本がありまして、大変面白い本でした。鳥好きと恐竜好きと翼竜好きにお勧めです。最後のんがほとんどいないことはわざわざ言わんでいい。
その本に「鳥は軽量化のために歯を諦めた」的なことを書いてあったと思うんですが(正確にどういった言い回しだったかは忘れました)、翼竜も軽量化のためなんかなぁ?
ちょっとそう思い難いのは、翼竜は進化型になるほど歯も無くなるけど頭部もデカくなるんですよ。頭デカくする余裕あるなら、歯を諦めなくても良さそうですよね。不思議だわぁー。
鳥を見てると、頭のデカさは明らかに食性によるでしょ。ペリカンとかハシビロコウとかデカい獲物を丸呑みするやつは頭もデカい。でも、身体が大きくなるからって頭が一緒にデカくなるとは限らない。コンドルとか頭小っちゃいもんね。
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